アクリルスタンド、通称アクスタ。 今や推し活に欠かせないアイテムの一つですが、うっかり落としてしまったり、ぶつけてしまったりして、折れてしまうことが・・・!
大好きなキャラクターのアクスタが折れてしまった時、それはもう悲劇ですよね。 「もうダメだ…」と諦めてしまう前に、ちょっと待ってください!
この記事では、そんなアクスタの修理・修復方法について、誰でもできる簡単な方法から、業者に依頼する方法までご紹介します!
アクスタの修理方法:自分で直せる!3つの方法

1.接着剤で修理
瞬間接着剤
瞬間接着剤は、その名の通り、瞬時に接着してくれるので、手軽に修理したい場合に便利です。 ただし、一度くっつくと剥がすのが難しいので、位置決めは慎重に行いましょう。
※注意点としては瞬間接着剤は白化してしまうものがほとんどです。白化しないタイプの瞬間接着剤を選びましょう。
アクリル用接着剤
アクリル樹脂専用の接着剤は、より強力に接着することができます。 瞬間接着剤よりも接着力は高いですが、乾燥に時間がかかる場合があるので、注意が必要です。 また、接着剤の種類によっては、白化したり変色したりすることがあります。 事前に目立たない部分でテストしてから使用することをおすすめします。
2.UVレジンで修理
UVレジンは、紫外線を当てると硬化する樹脂です。 透明度が高く、綺麗に仕上がるのが特徴です。 100円ショップでも購入できますが、UVレジンを硬化させるためのUVライトが別途必要になります。
UVレジンを使った修理方法は以下の通りです。
- 折れた部分を合わせ、UVレジンを少量ずつ塗布します。
- UVライトを当てて、レジンを硬化させます。
- 硬化時間は、UVライトの出力やレジンの種類によって異なりますが、数分から数十分程度です。
- 硬化後、表面を研磨して滑らかに仕上げます。
UVレジンは、硬化に時間がかかる場合があるので、時間に余裕がある時に行いましょう。 また、UVライトの光を直接見ないように、保護メガネなどを着用するのもおすすめです。 さらに、UVレジンは皮膚に付着するとアレルギー反応を起こす可能性があるので、手袋を着用するなどして、皮膚への接触を避けましょう。
3.補強材を使う
接着剤だけでは強度が不安な場合は、補強材を使うと良いでしょう。 例えば、金属製のプレートを折れた部分に当てて、接着剤で固定する方法があります。 強度が増し、耐久性も高まりますが、プレートが目立つ場合があるので、見た目を気にしないアクスタにのみ使用しましょう。
修理する際の注意点

- 破片をなくさない! 小さな破片は、紛失しないように注意しましょう。 特に、UVレジンを使う場合は、小さな破片も混ぜて使うことで、強度を高めることができます。
- 接着剤は適量を! 接着剤は、つけすぎるとはみ出して汚くなることがあります。 少量ずつ、丁寧に塗布しましょう。
- 完全に乾くまで待つ! 接着剤が完全に乾くまで、触らないようにしましょう。 乾燥時間は、接着剤の種類によって異なります。
- 清潔な場所で作業! 埃やゴミが付着しないように、清潔な場所で作業しましょう。 作業前に、手を洗ったり、作業台を拭いたりするのもおすすめです。
業者に修理を依頼する場合

自分で修理するのは難しい、あるいは自信がないという場合は、専門業者に依頼する方法もあります。 フィギュアや模型の修理を専門に行っている業者であれば、アクスタの修理も対応してくれる場合があります。
業者に依頼する際は、以下の点を確認しましょう。
- 修理費用:修理費用は、アクスタの破損状況や修理方法によって異なります。事前に見積もりを取って、費用を確認しましょう。
- 修理期間:修理期間は、業者や修理内容によって異なります。
- 修理方法:どのような方法で修理を行うのか、事前に確認しましょう。
- 業者の実績:過去の修理実績や、顧客からの評判などを確認しましょう。
専門的な知識や技術で、綺麗に修復してもらえますが、費用や時間がかかる場合があるので、事前に見積もりを取るのが良いでしょう。
アクスタを折らないための予防策

アクスタが折れてしまうと、修理の手間や費用がかかりますし、何より悲しい気持ちになりますよね。 そうならないためにも、日頃から予防策を講じておくことが大切です。 アクスタは、衝撃や圧力に弱いため、丁寧に扱う必要があります。 修理を試みることもできますが、完全に元通りになる保証はありません。 そのため、日頃から大切に扱い、破損を防ぐことが重要です。
- 落下防止 アクスタを置く場所は、安定した場所を選びましょう。 不安定な場所に置くと、ちょっとした振動で落下してしまうことがあります。 また、耐震ジェルなどを使って固定するのも効果的です。
- 衝撃に注意 アクスタに強い衝撃を与えないように注意しましょう。 持ち運ぶ際は、ケースに入れたり、クッション材で包んだりするなどして、保護しましょう。
- 高温多湿を避ける 高温多湿の場所に置くと、アクスタが脆くなることがあります。 直射日光の当たる場所や、湿気の多い場所は避け、風通しの良い場所に保管しましょう。
アクスタの保管方法
アクスタを保管する際は、傷や破損を防ぐために、適切な方法を選びましょう。
まとめ
この記事では、アクスタが折れてしまった時の対処法について解説しました。
大切なアクスタが折れてしまっても、諦めずに、この記事を参考にして修復を試みてください。 自分で修理する場合は、接着剤やUVレジン、補強材などを活用し、注意点を守って作業しましょう。 自分で修理するのは高度な技術が必要です。業者に依頼する場合は、費用や修理期間などを事前に確認し、信頼できる業者を選びましょう。
しかし、何よりも大切なのは、日頃からアクスタを丁寧に扱い、破損を防ぐことです。 適切な保管方法を選び、落下や衝撃、高温多湿を避けることで、アクスタを長く楽しむことができます。